今回取り上げるのは渋谷を拠点にしているサッカーチーム「SHIBUYA CITY FC」 の取締役を務める酒井 翼さん！
ちなみに「SHIBUYA CITY FC」 は渋谷からJ1を目指す
実際サッカーチームの経営陣ってどんなお仕事をしてるんだろう？と気になる方は多いはず！！
そこで酒井さんがサッカーチームを始めた理由や、サッカークラブを運営する中でのリアルなお話を取材してきました！！
<取材担当: 川上 しんた>
酒井さんのお仕事 酒井さん
川上さんこちらこそ宜しくお願いいたします！SHIBUYA CITY FC の酒井と申します！宜しくお願いいたします。
しんた
実は何度か一緒にご飯食べたりした仲ですよね(笑) 今回は酒井さんをこれでもかってくらい深堀りしちゃいますよ！
しんた
早速ですが、酒井さんはSHIBUYA CITY FC でどんなお仕事をされてるんですか？
酒井さん
取締役という役職ですが、メインの業務としてはスポンサー営業
しんた
スポンサー営業！？かなり重要なお仕事じゃないですか！
酒井さん
そうですね！チームを応援してくれる企業さんや、自分たちのアセットを使って何かコラボをできるような企業さんを探して日々営業活動をしています。
しんた
なるほど…! チームの心臓ですね(笑)そもそもなぜSHIBUYA CITY FC を始められたんですか？
酒井さん
元々学生の時から日本発の若者が熱狂する世界で一番かっこいいサッカークラブを作りたいという思いがありました 。
というのも実際に最近までJリーグの平均観客年齢は毎年増加していたんです。このままでは日本のサッカー文化は衰退していってしまうのではという危機感がありました。
しんた
学生の頃からの夢をまだ仕事で追いかけてるなんて尊敬です！
酒井さん
ありがとうございます(笑)
しんた
そうだ忘れてました！実は我々母校が一緒だったんですね(笑)
酒井さん
そうでしたね！(笑)
それで、大学1年次に代表の山内とインターンで知り合ったところからTOKYO CITY F.C.（SHIBUYA CITY FCの前身）の立ち上げから選手やスタッフとして関わっていたのですが、2019年の法人化のタイミングでフルタイムメンバーが必要だね、となり、前職を辞めて初のフルタイムメンバーとしてジョイン
しんた
強い思いを持って準備をしてたらチャンスが舞い込んできたんですね！ちなみに法人化のタイミングで誘われて「やる」と決めた理由ってなんだったんですか？
酒井さん
「日本発の若者が熱狂する世界で一番かっこいいサッカークラブチームを作る」という思いを叶えられる一番の手段だと思ったからです！ 日本サッカー界から見たら若者/流行の街・渋谷からサッカー文化を作っていくことになるのでとても意義があることだと思いますし、渋谷という街の視点から見ても、効率化や画一化が進む中でサッカーが新しいカルチャーになれば新たな渋谷のアイデンティティにもなるのではないかと思います！
しんた
かっこいい…! かっこよすぎて眩しいですよ！逆にここで仕事で一番きつかった時の話とか聞いてみたいです(笑)
酒井さん
大変だったこと、、
それはもう間違いなく2019年2月に「SHIBUYA CITY FC」を法人化した最初の1年間
酒井さん
ですねえ(笑)
当時ボランティアで学生や社会人の方が20人程関わってくれてたんです。一方の私は生活がかかっていて売上もあげなきゃいけないという状況だったので、ボランティアで関わってくれているメンバーと温度感が合わなかったり、きついことがあっても「自分はお金をもらっている立場だから弱音を吐いちゃダメだ」 と思って相談できなかったりで。
完全に仕事を1人で抱えて病んでましたね(笑)
しんた
おふ、、それはきついですね、、結局その年はどうだったんですか？
酒井さん
色々困難はありましたが、周りの方々のご協力もあり黒字化 を達成できましたね！
しんた
なんだかんだ結果を出すの凄いですね！！めちゃくちゃ尊敬します。 ちなみに今の仕事ってどういうやりがいがあるんですか？
酒井さん
自分のやってることは簡単に言うと仲間集めなので、自分たちが目指す世界観に向けて漕いでる船に、共感してくれる人を集めていくのが楽しいです！
しんた
まるでワンピースですね！楽しそう！ 仲間集めの時に気をつけてることとかありますか？(笑)
酒井さん
やはり船に乗ってもらうのは誰でもいいわけではなくて「僕らのやってることに共感」してくれるかはとても大事にしてますね。 あと、相手にスポンサーになって欲しい時は「右脳」で僕らと一緒の船に乗りたいと思わせて、「左脳」でスポンサーになるとどういうメリットがあるかを理解させるということを考えて話すようにしています！
しんた
右脳と左脳に働きかける。営業マンとして勉強になります！
酒井さんの今まで しんた
ちょっとここからは話を変えていきます！酒井さんって今までどういうキャリアを歩まれてきたんですか？
酒井さん
大学生の時は
Jリーグでアルバイト をしてました！また、同時にSHIBUYA CITY FCの前身のTOKYO CITY FCの選手をやりながら広報活動もしてましたね。
大学卒業後は渋谷の動画系のベンチャーに就職し今のSHIBUYA CITY FC の広報をお手伝いしていましたが、社会人2年目が終わるタイミングでフルタイムでSHIBUYA CITY FC に参画といった感じです。
しんた
そんな酒井さんってどんな夢をお持ちなんですか？とても気になります。
酒井さん
夢ですか〜！そうですねー、渋谷のスタジアムがビジネスマンやアーティスト、飲食店のおじさんや外国人観光客など、あらゆる人で埋め尽くされた状態で、その全員がSHIBUYA CITY FCの試合に熱狂している姿を見ることですかね！
しんた
それは、、想像するだけでも興奮しちゃいます。その夢に対してなんかお手伝いさせてください！！！(笑)
酒井さんの渋谷 しんた
酒井さんの渋谷への思い入れについてもお聞きしたいです！ よく行くお店ってどこですか？
酒井さん
チャオタイですね！タイ料理屋なんですがオーナーさんがSHIBUYA CITY FC の個人スポンサーをしてくれてる
しんた
チャオタイ僕もよく行きます！美味しいですよね！ 好きなスポットとかありますか？
酒井さん
渋谷ストリームのトルクコートですね！ 毎週火曜日の夜に皆でフットサルやったりしてるので！
※注：現在は緊急事態宣言中により休止中
酒井さん
あの時川上さん結構動けててびっくりしましたよ(笑)
しんた
そりゃ気合入ってたんで！(笑) 酒井さんは渋谷のどういうところが好きですか？
酒井さん
渋谷は常に新しいものが生まれる 所が好きですね。
最初自分たちは外様だと思っていたので、地域の方に応援いただけるようになるには時間が掛かるだろうと思っていたんです。けど、想像していた以上に街づくりに関わっている方々が応援してくれるので良い意味 で裏切られましたね。
まとめ というわけで今回はサッカーチームの経営陣のお話を伺えました！選手じゃないところにフォーカスが当たるのはなかなか珍しいのでとても楽しかったです。
渋谷好きの貴方はもう「SHIBUYA CITY FC」 のことが気になって仕方がないのではないでしょうか！
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▼SHIBUYA CITY FCのメインスポンサーである「株式会社Queue」の社長のインタビュー記事もあります。ぜひご覧ください！
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